FPを取得するメリットを解説!活かせる仕事は?

FP(ファイナンシャルプランナー)は毎年20万人以上が受験する人気の資格です。

皆さんの中にも資格取得に挑戦してみようという方がいらっしゃるでしょう。

しかし中には、「FP資格を取得したらどんな仕事で役立つの?」「FP資格を取得する意味ってあるのかな・・・」と思っている方もいるのではないでしょうか?

FPは取得するメリットの多い資格です

本記事では、FPの資格取得するメリットを仕事編と人生編に分けて解説します。

資格取得に挑戦しようと思う方は参考にしてみてください。

出典:日本FP協会 金融財政事情研究会

目次

資格を取得するメリット 仕事編

本項目ではFP取得の仕事に関するメリットを3つ解説します。

1.就職や転職で有利になる

FP資格は就職や転職で有利になります。

なぜならFP資格を取得していると、お金に関する専門知識があるとみなされるからです。

実際、金融業界や保険業界はFP資格で学習する知識が役に立ちます。

また不動産業界でも「不動産」や「税金」の知識が不可欠ですし、「税務」の知識があれば、一般企業の経理の仕事にも就きやすくなります。

FP資格は知名度が高く、社会的な信頼性もある資格なので履歴書に記載可能です。

FP資格を取得しておけば、金融に関する知識があるとみなされて、就職活動を有利に進められるでしょう。

2.昇給の可能性があがる

FP資格を取得していると、会社で昇給する可能性があがります。

なぜなら企業によっては資格手当を支給しているところもあるからです実際、入社後にFP資格の取得を奨励している会社も少なくありません。

また、資格を取得することで顧客の信用が得られやすくなったり、自分の知識が増えることで業務を効率的に進められたりするようになります。

仮に資格手当がつかない場合でも、業務成績があがると会社で昇進できるチャンスが増えるでしょう。

上記の理由で、FP資格を取得すると昇給の可能性があがるといえます。

3.独立できる

FP事務所に勤務して一定の経験を積めば、個人事業主として独立系のFPになるという選択肢もあります。

FPの業務は、主に個人や企業に対してお金に関するアドバイスをすることです。具体的には以下の内容があります。

FPの業務内容
  • 家計の見直し
  • 保険の見直し
  • 資産運用の設計
  • 住宅ローンのアドバイス
  • 老後資金の相談
  • 税金対策

独立当初は思うように収入を増やすことは難しいかもしれません。

しかしFPとしての経験を積み重ね、顧客との信頼関係が築けるようになれば、年収1,000万円以上を狙うことも可能です。

将来独立をしようと考えている方は、FP資格の取得を考えてみてください。

FP資格を取得するメリット 人生編

FP資格は仕事に活かせるだけではありません。学習で得た知識を活かして、自分の生活を豊かにするのに役立ちます。

本項目では、FP資格の人生に活かせるメリットを4つ紹介します。

1.ライフプランニングができる

FP資格を学習するとライフプランニングが上手にできるようになります。

豊かに人生を送るためにはライフプランを作ることが重要です。

人生のどのタイミングでどのくらいお金がかかるか把握できれば、急な出費で慌てたり、ローンの支払いに困ったりすることが少なくなるでしょう。

たとえば、FP資格で学ぶ内容に次のようなものがあります。

  • 教育資金
  • 住宅ローン
  • 公的年金
  • 確定拠出年金

教育費・住宅の購入・老後資金の3つは人生の3大出費だと言われています。

教育資金はどうするか」「マイホームは購入するか」「老後資金はどうするか」などの計画をあらかじめ立てておくと、急な出費で困ることも少なくなるでしょう。

FPの学習を通じて、自分のライフプランを見直すきっかけにもなります。

2.節税ができる

FP資格を学ぶと節税対策ができるようになります。

税金は生きていく上で、必ず関わってくるものです。

無駄に税金を払わないためには、どのような制度があるのか知らなければなりません。

以下ではFP資格で学ぶ節税対策の一部を紹介します。

  • 地震保険料控除
  • 生命保険料控除
  • 医療費控除

上記の制度は、申請することで稼いだお金から「所得控除」として、課税される所得を減らせる制度です。

課税される所得が少なければ、所得税を減らせるので節税につなげられます。

たとえば地震保険料控除の場合、支払った地震保険料の全額(最高5万円)が所得金額から控除できます。

仮に1年間の所得金額が300万円で、地震保険料を1年間で5万円支払ったとすると、295万円に所得税が課税される計算です。

FP資格を取得すると、上記のようにさまざまな税金の制度が学べます。得た知識を活かして上手に利用すれば、手元に残るお金も増やせるでしょう。

3.資産運用でお金が増やせる

FP資格を学ぶと資産運用ができるようになります。

老後2,000万円問題などと言われているように、豊かな老後生活を送るためには退職後の資金を計画的に貯める必要があります。

しかし、銀行預金の金利(0.01〜0.3%)だけでは、お金を効率的に増やせません。

お金を効率的に増やすためには、資産運用してお金に働いてもらう必要があります。

FP2級を学習すると、次のような金融商品の知識が学べます。

  • 投資信託
  • NISA
  • iDeCo

投資信託はお金を増やすのに効率的な方法です。さらにNISAやiDeCoを活用すれば、運用で増えたお金は非課税になるので節税にもなります。

以上のようにFP資格で学んだ制度を活用して資産運用すれば、退職後の備えとして効率的にお金を増やせるのです。

筆者

投資の知識が身に付いたら、実際に口座を開設して資産運用を始めてみるのもおすすめです。

4.必要ない保険で損をしなくなる

FPの学習を通じて保険の種類を知ることは、自分のお金を守ることにつながります。

保険の種類は大きく分けると以下の3種類になります。

保険の種類
  • 生命保険
  • 損害保険
  • 第三分野の保険(医療保険・がん保険・所得保障保険・・・etc)

さらに生命保険の分類でも、細かく見ていくと以下のようになっています。

生命保険の分類
  • 定期保険
  • 終身保険
  • 養老保険
  • 個人年金保険
  • etc・・・

上記のように生命保険の分類でも細かく枝分かれしています。

種類の多い保険商品の中から自分に必要な保険を選ぶのは大変です。

もし保険の知識がなければ、押しが強いセールスパーソンに言いくるめられて自分に不必要な保険を契約してしまうかもしれません。

FP2級の学習を通じて保険の基礎知識を身につけておくと、自分に必要な保険の見極めができるようになります。

結果として必要のない保険に加入することがなくなり、お金の節約にもつながります。

FP資格を活かせる仕事

FP資格を取得した後の道はさまざまです。本項目ではFP資格が活かせる職業を紹介します。

銀行

FP資格で得た知識は銀行業務に活かせます。

銀行での業務内容は預金の引き出しや送金だけではありません。顧客に対して住宅資金の融資や保険の相談、資産運用に関するアドバイスなど多岐に渡っています。

顧客に住宅資金を融資する際でも、住宅ローンの相談だけでなく他の分野の知識を有効活用できるでしょう。

顧客がどのような災害保険が必要で、固定資産税がどれくらかかって、不動産売却時はどのような節税対策があるかを理解しておけば、顧客に対してより具体的なアドバイスができるようになります。

そうすれば顧客との信頼関係も築きやすくなり、仕事の成績も良くなるのではないでしょうか。

将来銀行に就職しようと考えている人は、FP資格の取得を目指しましょう。

保険会社

FP資格で身につけた保険の知識を活かせば、保険会社の営業職で活躍ができます。

なぜなら、FPの学習では民間保険の分野だけでなく、公的年金やライフプランニングの分野について学べるからです。

たとえば公的年金やライフプランニングの知識があれば、顧客は将来どのくらいの年金が貰えて将来のある年齢に達したときにどれくらいの貯蓄があるかが総合的に判断できるようになります。

筆者

顧客がどのような保険商品を選ぶと良いかが、適切に判断できるわけです。

またFPの資格があれば、肩書として名刺に記載できます。そうすれば顧客からの信頼を得るための大きな武器になるでしょう。

以上のような理由で、FP資格を取得すると保険会社の営業で活躍できるようになるのです。

不動産会社

FP資格を取得すると不動産会社で活躍できます。

なぜならFPの学習をすると不動産の売買や、相続税や贈与税の知識を得られるからです。

居住用不動産を販売する際には、住宅ローンのアドバイスができたり、不動産購入後のライフプランについて相談に乗ったりできます。

また、顧客が親から不動産を譲り受けた場合にも、贈与税や相続税に関して適切なアドバイスができるでしょう。

将来不動産業界で働きたいと考えている人は、有利に仕事を進められるようになりますので、ぜひFP資格に挑戦してみましょう。

筆者

不動産業界で働くのであれば、宅建の資格も同時に取得しておくと更なるキャリアアップが望めます。

FP事務所

資格を取得した後は、FP事務所で働くのも有力な選択肢です。

FP事務所での主な仕事内容は、個人の顧客に対して保険の見直しや税金の相談、資産運用などお金に関するコンサルティングです。

お金に関する専門家として、顧客の要望に応えられるようにならなくてはなりません。

FP資格があれば、客観的にお金の知識があるとみなされ、顧客からの信頼を得やすくなります。

またFPとしての経験を積み重ねれば、将来は独立系FPとして活躍する道も開かれるでしょう。

FP資格をとるデメリット

FP資格は取得するメリットが多いですが、デメリットもあります。本項目ではFP資格を取得するデメリットを解説します。

取得に時間がかかる

FP資格の取得には時間がかかります。

資格取得にかかる時間の目安は以下のようになっています。

FP資格取得にかかる時間
  • 3級 80〜150時間
  • 2級 150〜300時間
  • 1級 600時間〜1,000時間

仮に1日2時間勉強時間に当てられるとすると、3級の場合は1か月半〜2か月半、2級の場合は2か月半〜5か月かかる計算になります。

資格の取得のためには、長期間の学習が必要になります。とくに働きながら資格勉強をする場合は、仕事との両立が難しくなるかもしれません。

長期間学習を継続するには、試験の日程に合わせて、無理のない学習計画を立てる必要があります

確かに資格取得に時間はかかりますが、その過程で貴重なスキルと知識が身につきます。

ぜひ無理なく継続できる学習プランを立ててみてください。

独学では難しい場合がある

独学でFP資格を取得するのは不可能ではありませんが、難易度が高くなる場合があります。

FP資格の内容はお金に関する幅広い分野を学び、年金や税金などは制度も複雑です。

とくに2級からはより実践的な知識を学ぶため、テキストを読むだけでは理解ができず挫折してしまう可能性があります。

筆者

テキストを読んでもなかなか理解できない場合は、通信講座の活用も検討してみましょう。

通信講座だと講義形式で学べるため理解しやすく、効率的に学習を進められます。

筆者がおすすめする通信講座は、講座料金が安く、動画講義でスキマ時間に学習できる「スタディングFP講座」です。

FPには独占業務がない

FP資格には独占業務がなく、資格がなくてもFPとして仕事ができます。

そのため、資格を取得しても意味がないと言われてしまうことがあります。

筆者

独占業務とは、特定の資格取得者しかできない業務のことです。

独占業務ができる資格と業務内容の例をあげると以下のようなものがあります。

資格業務内容
社会保険労務士公的年金の手続き
税理士確定申告書など税務書類の作成
弁護士相続などの法律業務
宅建士賃貸の媒介などの不動産業務

しかし独占業務がないからといって、資格を取得する意味がないわけではありません。

FP資格はお金に関する幅広い知識を身につけられ、実務に応用できる汎用性の高い資格です

メリットの項目で述べたように、資格を取得すると就職や転職で役立ったり、顧客の信頼を得やすくなったりします。

得た知識を活用すれば、業務を効率的に進めたり、自分の資産形成に役立てたりも可能です。

取得した資格をどう活かすかは自分次第だといえます。

学習を通して得たお金の知識は必ず役立ちます。ぜひFP資格の取得を目指してみてください。

まとめ

本記事ではFP資格を取得するメリットを解説しました。まとめると以下のようになります。

メリット 仕事編
  • 1.就職や転職で有利になる
  • 2.昇給の可能性があがる
  • 3.独立できる
メリット 人生編
  • 1.ライフプランニングができる
  • 2.節税ができる
  • 3.資産運用でお金が増やせる
  • 4.無駄な保険で損をしなくなる

ぜひFPの資格を取得して、豊かな人生を送っていきましょう。

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